イベルメクチンは、経口または注射で摂取します。 食事の1時間以上前、空腹時に、コップ一杯の水で服用するようにしてください。しかし、個人では経口治療薬のみとなります。イベルメクチンは、服用される方の体重により服用量が異なる場合があり、感染症の種類によっては服用間隔を2週間とするなど、注意が必要となります。
米国ではストロメクトールが有名ですが、一方インドではイベルメクトールやイベルジョンなどが市販されています。米国をはじめとする多くの国では、3mg、6mg、12mgのイベルメクチン薬のジェネリック代替品が存在しています。日本では一般名イベルメクチン錠として市販されています。
しかし、イベルメクチンは元は動物に使用されていたことから、勘違いされている人がまだまだ多いようですので、下記を読んでおいた方が良いでしょう。
動物用イベルメクチンの服用
家畜や動物用のイベルメクチンを服用し、過剰摂取で入院している患者がでているという話もあります。動物用に製造販売されているイベルメクチンは 人間用ではなく、かなり高用量であるため重度の副作用を引き起こす可能性が高いです。購入前にしっかりと確認をしましょう。
妊娠中・高齢者・小児の自己判断での服用
妊娠中、高齢者の方、小児(体重15㎏未満)の方のイベルメクチンの安全性は確立されていません。服用に関しては必ず医師に相談しましょう。
牛乳などの乳製品での服用
イベルメクチンは脂溶性物質のため、血中薬物濃度が上がる恐れがあります。(通常より強い効果が出る可能性)必ず水やぬるま湯で服用。